2010/06/21

 4月25日(日)午後4時から長崎市のセントヒル長崎で長崎工業高校野球部OB会結成総会及び懇親会が行われた。当日は戦後創部初期のOBから卒後間もないOBまで総勢40人が参加した。

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 結成総会では冒頭議長に鶴留和彦氏(昭和60年卒)を選出し、物故会員の冥福を祈った。次に、この間準備に携わった準備会代表世話人の小宮 巧氏が「OB会の趣旨は生徒をサポートし、母校野球部を発展させ、OB間の親睦を図ること」とあいさつし、総会議事を行った。

 はじめに、小宮代表世話人が今年1月以降世話人会を計4回世話人会を行い、名簿の整理、結成総会案内はがき発送などの準備を行ったことを報告し、続いて、780人あまりのOBをまとめていく役員には藤川彰二氏(昭和48年卒)をはじめとする15人が拍手で選出された(役員名簿は別掲)。

 選出された藤川会長は「歴史ある長工野球部のOB会が1つになり、生徒の支え、野球部を発展させることに全力で取り組んでいきたい。甲子園出場こそ成し遂げていないが県下の強豪校として歴史を積み重ねてきた。OBが一丸となっていつしか甲子園出場を果たしたい」と決意を述べました。

 さらに、中川隆一副会長(昭和61年卒)が会則の提案を行い、拍手で了承された(別掲)。続いて、会計の小宮 巧氏が名簿の整理、会費の徴収、夏の大会前の激励会などをはじめとする活動計画と収支報告を行い、議事に対する討論を行った。

 会員からは「もっと多くの会員が総会に出席する手立てを講じるべき」「所在が明確な会員はどの程度か」などの意見が出され、執行部からは当面は会員の所在の把握に全力を挙げることが述べられ、さらに、会費の納入がまだ十分でなく、協力が呼びかけられた。また、ホームページの開設を計画していることからその概要が紹介された。

 最後に、藤川会長が「会則で名誉会員の規定を設けているが今後理事会で検討し、次回総会に提案したい」と述べた。

 議事の後は懇親会が行われ、山口博光監査役(昭和53年卒)が司会を務め、林田群二副会長(昭和45年卒)の乾杯の音頭でスタートした。久しぶりに会った者、初対面でも同じグランドで汗を流した者同士、会話も自然と弾み、和やかな歓談が続いた。

 次に、濱村良美元監督(現野母崎高校野球部監督)が来賓として出席され、「私は最初の赴任が工業で15年間学んだ。気持ちはいつでも工業の卒業生と思っている」と話され、OB会のスタートに対し、祝辞を述べられた。なお、田口和雄元監督、尾藤万吉・岩下藤雄元部長にもご出席をお願いしたが、体調不良等で都合がつかなかった。尾藤元部長からはメッセージが寄せられ、工業が甲子園出場まであと一歩だった当時のエピソードが紹介された。

 OBを代表して、高瀬助松氏(昭和24年卒)、仙台市から駆け付けた長濱文男氏(昭和45年卒)が在校時の思い出や母校への熱い思いを語られました。続いて、北村昭彦監督(昭和51年卒)が野球部の現況を報告し、現場へのさらなる支援をお願いした。

 最後に、皆で校歌を斉唱し、来年の再会を誓い閉会した。

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